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5分で読める大学職員「超速」内定への近道

こちらのページでは、時間に余裕の無い就活者向けに、「早期内定への近道」のダイジェスト版にまとめています。いちおう5分で読める分量に抑えていますので、気になるトピックについてはフルサイズ版をご覧ください。では、始めます。

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転職活動記録

まずは自己紹介。自分は大学卒業後、大手金融機関に約10年勤務したのち、大学業界にキャリアを転じました。アラサー転職のため、年齢的にはギリギリだったと思います。

正直なところ、わたしは自身の経歴に自信を持っていましたし、はっきり言うと大学職員をナメてました。

しかし、このような天狗の鼻は、連戦連敗の現実にアッサリ打ち砕かれます。自称ハイスペ人材は謙虚にいきましょうw ちなみに、早慶クラスでは外銀出身者もエントリーしてるみたいですよ。

なお、応募倍率100倍と言われる大学業界ですが、本当の倍率は一桁と考えてOKです。最終を含めて面接が3回あるとすれば、2次通過ボーダーが(本当の意味での)選考対象者です。高倍率に気後れして、大学業界への転職を諦めないでください。100人を相手に総当り戦をやるわけではありません。

早期内定に向けて

テクニック的なことは後述しますが、早期内定に向けた心構えとして最も重要なことは、「全ての選考をトップ通過する」ことです。例えば、書類選考や一次面接で優秀な受験者には、「S」とか「A」みたいなフラグが立つわけです。その評価は二次面接や最終面接に引き継がれるので、ギリギリ通過は意味がありません。

大学職員の採用選考で有利に働くスペックがあるとすれば、なんと言っても語学力、さらに、既卒採用では一流企業出身者だと思います。入学者確保と補助金獲得に関わるグローバル化は、数ある大学改革の中で大学にとって最も「実入り」があり、TOEIC900レベルの語学力があれば考慮されないはずがありません。また、どの大学にも経理部門はあるため、そこに欠員があれば銀行出身者の優先度が高まることは必至です。

高倍率を過度に恐れる必要は無いと前述しましたが、応募が100倍を超えるような採用選考では、「実力者のまぐれ落ち」も避けられません。なるべく高倍率を回避したい既卒者は、オープン公募より非公開案件(エージェント案件)を模索するのも一手です。転職エージェントをどれか一社選ぶなら最大手のリクルートエージェント、DODAの公開求人案件は常にチェックしましょう。

書類対策

ついつい手を抜きがちな応募書類の作成ですが、応募書類は採用面接の「台本」です。面接が苦手な人ほど書類作成に力を入れてください。エントリーシートに面接官の目を引く「キーワード」を埋伏しておくことは、自分の得意分野に質問を誘導するための基本テクニックです。

また、エントリーシートのネタ不足は自己分析の「浅さ」が原因です。

また、優れたエントリーシートを書くためには、自己分析を深めることが必要です。文章力で内容の薄さを補ったとしても、採用面接ではメッキが剥がれます(面接官か。

また、文章を読めば、その人の基礎学力やビジネススキルが分かります。文章作成のお手本として身近な教材となるのが、新聞の社説欄です。新聞の社説には、筆者による問題提起

面接で支離滅裂になる受験者のパターンとして、エントリーシートを無視(あるいは矛盾)した発言が多め、あるいは、

就職活動で面接を苦にしている人も少なくないと思いますが、採用面接で支離滅裂なことを言っている受験者も少なくありません。

筆記試験対策

私立大学の筆記試験対策の優先度は、①性格診断(クレペリン検査含む)>②SPI>③教養試験です。筆記試験は採用者決定の決め手ではないので、時間対効果を重視するのが鉄則です。中途半端に時間を割いても、国立大学法人試験との併願者には太刀打ちできません。

正確性が求められる職業柄、数ある性格診断の中でもクレペリン検査は頻出です。クレペリン検査のコツを1つだけいうと、「9を足すより1を引く」です。対策本で実際に問題を解きながら、自分なりのコツを見つけてください。必ず成果が出ます。

基本的にSPIや教養試験対策は推奨しませんが、「立体の断面図、展開図」はパターンを覚えれば楽勝なので、ピンポイント攻略なら有効です。とにかく、時間対効果を最重要視してください。

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「大学とは何か」という書名のとおり、歴史的・法律的・文化的なアプローチから、「大学」のアウトラインを描き出した名著。前提知識無しに読める敷居の低さも推奨の理由です。