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「Who am I」に徹すれば自己紹介は失敗しない!

大学職員採用の面接試験において、冒頭の自己紹介を苦手とされている方も少なくないのではないでしょうか。

日常生活の中で自分自身のプロフィールを語る機会などそれほど多くないでしょうし、ましてや初対面の面接官の前で話すわけですから、やりづらさはこの上ないと思います。焦りのあまり顎がガクガクしたり、早口になってしまったり、誰しも苦い思い出の1つや2つはあることでしょう。

そこで本稿では、私自身が失敗と反省から学んだ自己紹介の作法について述べてまいりたいと思います。

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「Who am I」に徹することが自己紹介の基本

さっそくですが、面接における自己紹介の鉄則は、「Who am I」に徹することです。
自分が何者なのかを伝えることが自己紹介における最低限のミッションですが、一方で、あまり多くのことを語りすぎてもいけません。

「Who am I」すら面接官に伝わっていない段階であれこれ主張しても、聞き手としては素直にその言葉を信じることができません。押せば押すほど相手が引いていく悪いパターンです。

もしあなたの会社に見知らぬ業者が営業に来て、一方的に商品の説明をされたらどうでしょうか?まずは先方がどのような会社なのかを聞かないことには、その商品を買うとか買わないとかの話にはなりませんよね。ずいぶん自分勝手な営業マンだなと思うことでしょう。

面接の本題である志望動機や希望職種(「Why」や「What」)を主張する前提として、「Who am I」を面接官にしっかりと伝える。それが自己紹介の目的であり鉄則です。
繰り返しますが、自己紹介は「Who am I」以上でも未満でもダメです。あくまで「Who am I」に徹することが重要です。

自分史を語れば己の「人となり」が伝わる

では、具体的に「Who am I」とはどのようなことなのか。ややテクニカルな論点ですが、ネタの参考として一例をご紹介します。

まず前提として、面接官は受験者について、履歴書に書かれたこと以外、まったく知識がありません。あなたが日本(あるいは外国)のどこで生まれ育ったのか、どのような家族構成なのか、学生時代の得意科目や部活動や皆勤賞をもらったこととか、自分にとっては当たり前のプロフィールを一切知りません。

私たち人間は水や空気の中から湧いて生まれたわけではありません。母親から生まれ、家族や友人とともに育ち、学校で学び、そして今の自分があります。こうしたプロフィールはそれ自体がアピール材料になるわけではありませんが、今現在の自分自身を形作るとても重要な事実です。

自己紹介ではついつい自己アピールを意識しすぎて、趣味や特技についての話などをしてしまいがちですが、もしも私が面接官だとしたら、さして興味の無いフットサルの話を聞くより、家族や生い立ちなどを話してもらった方が、「Who am I」を理解する上で、よほど有益な情報となります。

実際にどういったことを話すかはTPOに応じて組み合わせることになると思いますが、初対面の相手に「Who am I」を伝えるには、自分史を語ること、すなわち、時系列的に自分自身を解説することが、一つの重要な要素であることをご確認いただければと思います。

なお、面接全般に言えることですが、自分から一方的に語り尽くそうとすると、かえって相手の印象に残らないばかりか、面接官と会話のキャッチボールをする機会すら失ってしまいます。枝葉末節は面接官から質問を受けるつもりで、質問のトリガーを面接官に手渡すような感覚でコミュニケーションをとればよいかと思います。

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