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「なんで他大学ではなくウチに就職したいの?」への傾向と対策

大学職員の面接試験でよく尋ねられるのが、「なんで他大学ではなくウチに就職したいの?」という質問です。とにかく内定がほしい受験者の神経を逆なでするような聞き方に感じるかもしれませんが、聞かれた以上は全力を出して答えなくてはなりません。面接突破へ一歩近づくための返答を考えていきましょう。

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「貴方への関心度は10%です」というサイン

「なんで他大学ではなくウチに就職したいの?」という質問への回答を考える前に、なぜ面接官がそのような質問をするのかを理解する必要があります。質問の意図や背景に気を配らないことには、面接官が何を求めているのかも知ることができません。面接官の質問や意見が発するサインから、言葉の裏にある真意を読み取る必要があります。

第一に理解するべきこととして、「なんで他大学ではなく・・・」という質問をされるということは、志望動機が相手に伝わっていないと受け止めるべきでしょう。面接の手順として、まず冒頭に自己紹介と志望動機を口述すると思いますが、その大学で働きたいという意志や目的が不明確(又は薄弱)だったということになります。

「なんで他大学ではなく・・・」という質問は、志望動機を尋ねられているのと同じです。採用面接という時間の限られた場面で同じ質問を2度もされているわけですから、面接官と話が噛み合っていないと考えるのが妥当です。状況を一変させるようなキラーパスを打たなければ、S評価はもちろんB評価も危うい(すなわち選考落ち)でしょう。

第二に、「なんで他大学ではなく・・・」という質問の仕方は、言葉として極めて雑(ざつ)だということも理解しなくてはなりません。もしも受験者と良好な関係を築くつもりがあるのなら、あるいは、受験者の能力を少しでも認めているのなら、もう少し別の言葉を選んでいるはずです。面接官の言葉遣いが雑だということは、相手に対する関心度の低さの現れでもあります。まさに状況は土俵際、ここ一番の勝負根性を発揮しなくては状況を打開できません。

志望動機をリピート&「ここで働きたいです」が基本

「なんで他大学ではなく・・・」という質問に対してベストな回答をするためには、あえて聞かれたことを無視する勇気が必要です。聞かれたままに答えるのでは面接官の心に触れることはできません。悪い意味で面接慣れしてしまうと、質問に対して合理的に答えようという「作業」が染み付いてしまい、どのように相手の気持ちを惹きつけようかという面接の基本を忘れがちになってしまいます。

面接官は「なんで他大学ではなく・・・」という質問をしながらも、他大学のことなどに関心はありません。同じ時期にどこの大学が採用活動を行っているかすら知らないでしょう。あくまで受験者の志望動機を知りたい、さらに、その志望動機がどれだけ強いかに関心があるのです。ですから、返答において他大学との比較論など無用だということです。

答え方としては、まず志望動機をしっかりと伝えることが大切です。面接冒頭で語った志望動機とある程度言葉が重複してしまうのはやむを得ません。もう一度しっかりと、相手の反応を見ながら、志望動機を丁寧に説明します。

そのうえで、「ここで働きたい」という気持ちを言葉で伝えましょう。面接官と一問一答するために面接を受けにきたのではないのです。「一緒に働いてください」という言葉を引き出すために面接を受けているのです。当たり前のことですが、その気持ちを忘れてしまうと、面接はただの「作業」になっています。その作業臭さを消さない限り、面接官に志望動機は伝わりませんし、「なんで他大学ではなく・・・」という質問を何度も受けることになるでしょう。

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