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グループディスカッションの攻略に関する云々

採用試験の中でグループディスカッション(以下、GD)が苦手だという人も少なくない。他人を蹴落とすことへの抵抗感とか、俺が!俺が!という振る舞いができないとか、性格上の問題が苦手の原因ではないかと思われ。しかし、そんなことはGDで重要視されないので安心しよう的な云々が今日の話題。例によってご関心があれば続きをお読みあれ。

攻略云々の前に、まずは確認しておくべきGDの目的がこちら。

GDで重視されるのは、第一に協調性。協働場面で生産性のある振る舞いや言動ができているかをチェックされている。

採用試験のGDとはいえ、目的を与えられた会議なので当然のことかと。参加者どうしの協調性が問われており、優劣を競うものではないということ。 コンペティションではないので、自論を押し通す必要もないし、他人を論破する必要もないし、そういう行動はマイナスなので避けるべき。 このことを参加者全員が理解し、全員通過を目標に最高の会議を「演じる」ことができれば怖いものなし。真面目な顔でコントをやると思えば気楽かと。 以下、全員通過を目標としたGD攻略の云々を時系列順にご紹介。 まずはGD開始前の必須作業、ほかの参加者との人間関係づくり。自分から話しかけて、お互いに心を開くことが大事。両隣は最低限、できるだけ多くの参加者と打ち解けること。 ただし、話しかけると言っても、天気の話とかは逆効果。話が続かず、盛り上がらず、かえって気まずくなってしまうので。徒労とはまさにこのこと。 あまり時間がなければ、以下のような感じで十分かと。 相手の警戒心を解き、ウィンウィンの関係を引き出せるよう工夫あれ。

A「GDって得意ですか?俺苦手なんですけど~。」 B「いや、全然ですね。緊張しまくりです。」 A「ですよね~!俺が寒いこと言ったら、拾ってもらえますか。俺も絶対拾うから。助けあいましょう!」 B「あ、了解です。そうしましょう。」

さて次。いよいよGDが始まり、ありがちなのがお互いの様子見。誰が司会やるのヨ?みたいな腹の探り合い。「どう進めましょうか?」「どうしましょうかねぇ」なんて言ってるうちに、無駄に時間が過ぎていくパターンかと。 この様子見状態が採用サイドからすると最も良くない。評価できる点が何も無い。 そんな状況を打破するのに便利なフレーズがこちら。

お互いに初対面なので、まずは自己紹介から始めませんか

実際のビジネスシーンでは、互いの素性が分からないまま会議をするなどありえない。手短かでも自己紹介をすることで、リアルな会議に近づくことができる。 また、自己紹介をすることに参加者どうしが合意すれば、グループが協調性を発揮したということであり、GDの目的に合致した行動として評価の対象にもなる。 ただし、自己紹介といっても趣味の話などしても次のステップへ進めない。 新卒であればゼミのテーマ、既卒であれば職歴などからGDのテーマとの関連性に触れ、自身の持ち味を活かしてGDでどのような役割を果たしたいかを端的に説明すること。 もしGDのテーマに詳しそうな人がいれば、その人に最初の発言者になってもらうなど、どのようにGDを進めていくかを考えつつ、他の参加者の自己紹介もしっかりと聞くこと。他者の意見を聞くことも、GDの評価ポイントとなる。 さらに、GDを進めていくとほぼ必ず、議論を散らかす参加者が出てくるはず。よほど他人と違うことを言いたいのか、単に空気を読めないのか知らんけど、その情報要らんだろw的な周辺知識を無理やりネジ込んでこようとする。 この手のタイプはまず落ちるだろうが、それを放置しておくと時間内に結論を得ることがますます難しくなるはず。そんなときに便利なフレーズが以下。

時間が残り10分ですね。いろいろ意見が出ましたが、○○と☓☓を軸に結論を導いてはと思いますが、みなさんどうでしょうか?

時間制限のあるGDでは時間こそが正義でありルール。誰もそれに逆らえず、逆らえば自滅するだけのこと。 協調性が重視されるGDでは「仲良く」合意形成するのが基本だが、時間が少ない場合には多少の強引さも必要。こうした場面で参加者から激しく同意してもらうためにも、GD前の人間関係作りが重要だったりする。 GDにおいてどのような行動をすべきかは、GDの目的、すなわち協調性が重視されることに立ち戻れば自ずと分かること。発言の少ない参加者に発言を促すとか、資料の整理や配布を積極的に手伝うとか、評価されるポイントはいくらでもある。 他の参加者から好かれる言動を増やし、逆にイラッとくる振る舞いをしない。日常のビジネスシーンや生活場面では当たり前のことだが、GDという特殊な状況でも同じように対応することが大切。 という感じでつらつら書きつつ、次回もよろしくお願いします。

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