《質問集1》大学時代に力を入れたこと
躊躇せずに「勉強した」と言ってください(笑
やはり大学は教育機関なのです。
学生の本分は勉強以外にありえません。
大学職員である面接官は、一般社会人に比べ、遥かに純粋です。
学生は勉強するべきだと真面目に考えてる人が多いです。
新卒採用なら間違いなく質問される頻出事項なので、「えっと、経済学部なので経済学を・・・」みたいな受け答えでボロを出さないように注意してくださいね。
もちろん、運動部に所属していた方は、存分にアピールして大丈夫です。
なにかと誘惑が多い世の中で、やはり4年間を通じて信念を貫いたことは貴重な経験だと思います。
《質問集2》あなたはどのようなタイプの人が苦手ですか
どのようなタイプの人を苦手に感じますか?
これは面接対策本にも掲載されている質問例ですが、答え方によっては面接官に強烈な悪印象を与える、非常に恐ろしい質問です。
たとえば、以下のようなやり取りを見て、どのような印象を持ちますか?
面接官「現在の職場でどんな人が苦手ですか?」
志願者「そうですねえ、、、メールの書き方とか、電話のメモとか、些細なことに口うるさい人です。」
おそらく、ほぼ100%の面接官が、取り扱いに手を焼きそうな腫れ物という印象を持つと思います。
苦手なタイプを質問されたのに、むしろ自分の株を下げてしまっています。それが、この質問の恐ろしいところです。
人間関係、特に職場内のようなクローズドな環境において良好な関係を築くには、お互いがポジティブな感情で交流することが必要です。
ネガティブシンキングで他人と接していては、自分も周囲からも受け入れられません。
「どのようなタイプが苦手か」という質問は、対人関係におけるポジティブ度を試されていると考えてよいでしょう。
この手の質問に対する模範解答としては、「特にいません。幸いに、人間関係に恵まれてきました」などと簡潔に答えればよいでしょう。
素っ気ないほど手短に答えてしまって構いません。
長々と語るほど、むしろ自分の株を下げるだけです。
あるいは、「あえて言うならば、責任感の無い人でしょうか」と答えるのもOKです。
無責任な人間は人間社会共通の敵ですから、ハッキリとダメ出ししても構いません。
その場合でも、「あえて言うならば」という枕詞を付けることで、柔らかい印象を与えることも大切かと思います。