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クレペリン検査への対策(応用編)~大学職員への早期内定の道⑪~

まず、冒頭でお断りしなければなりませんが、以下のテクニックは必ずしも裏を取れていません。

私なりに様々なルートからクレペリン検査の採点方法を調査したうえで、効果的であろうポイントをご紹介します。

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計算ミスは修正しない

クレペリン検査は純粋な計算問題と異なり、すべての計算結果が採点の対象になるわけではありません。

採点は特定の行に対してのみ行われ、そこでミスが多い場合には、隣接する行の計算結果も見られるようです。

つまり、あれだけ大量の計算を行っても、採点対象はごく一部です。

必要以上に完璧さを追求する必要はありません。

そこで、次項で説明する「重要な行」を除いては、計算ミスに気付いても修正しないことをお勧めします。

採点対象とならない計算結果を修正するよりも、処理量を上げることに注力しましょう。

ミスの修正はその行の処理量が落ちるだけでなく、精神的な動揺から一時的に計算能率がダウンします。

コンマ秒を争う計算問題において、冷静な精神状態を維持することは非常に重要です。

特に注意すべき行

結論だけ言います。2行目、及び、10行目以降です。

処理量の評価

クレペリン検査では計算結果の計算の精度を問われるのは勿論ですが、当然ながら処理量が最大の評価ポイントです。

評価のポイントを以下に挙げますので、参考にしてください。

・用紙の半分まで計算が進めば、最低ラインはクリア
・前半と後半では、後半の方が求められる処理量が大きい
・計算の正誤は一部の行でのみ問われるが、処理量は全体を評価される
・各行における処理量のバラつきで、性格診断(定型、非定型)が行われる

なお、クレペリン検査は筆記試験の中で最も事前対策が有効です。

筆記試験にはSPIや一般常識など多々ありますが、出題内容が事前に分かっているのはクレペリン検査だけだからです。

対策本がいくつか出版されているようですが、私は改訂頻度の高い「内田クレペリン検査完全理解マニュアル」を使いました。100ページも無いくらい薄い本なので、一読しておいて損は無いと思います。

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