大学職員公募情報|国公私立大学の事務採用と内定への道標

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大学職員の内定体験記④ ~2ヶ月の転職活動が終わりました~

前回までの流れ

新卒入社の金融勤務機関で30代を迎えた私は、軽い気持ちから大学職員の既卒者採用に応募した。2校連続で最終落ちの煮え湯を飲まされた私は、「落ちないための面接対応」では内定に手が届かないことを知る。そしてD大学の選考に駒を進めるのだった。

面接とは相手との駆け引きであーる

さて、D大学2次選考の続きです。

筆記試験の後は、4レーンほどに分かれての個人面接となりました。

そこで私は、さっそく1次面接で学んだ気付きから、加点狙いの戦法を試みました。もちろん、2次面接を通過するためではなく、最終面接突破を目標とした戦術変更です。

ノーミスで乗り切るための面接テクを使うのは同様ですが、言葉の端々に面接官が食いつくような撒き餌(キーワード)を散りばめつつ、熱意で面接官の情に訴えようと語調にも意識を張り巡らせました。

ここまで面接戦術を推敲してみるとと、面接とは駆け引きの連続であることに気付かされます。

実際のところ、この戦術変更は「賭け」でした。

いつものノーミス戦法で攻めれば、2次選考くらい確実にパスする程度の自信はあるわけです。下手に面接官を煽れば警戒心を持たれますし、熱意と単細胞は紙一重でもあります。このあたりのバランス感覚は相手を選びます。

しかし、この心配は杞憂に終わりました。当日の夕方には、3次選考への案内を告げるメールが届いたのですから。

ポイント

最終面接では「通過力」ではなく「突破力」が試されます。いまいち自分の面接対応にパンチ力の不足を感じた場合、「落ちないための立ち回り」が壁になっている可能性があります。

中途採用の同時並行は2校が限界か

ここで少し、話が寄り道します。

D大学の1次選考後に少しだけ転職意欲を回復していた私は、とある名門私立大学の求人案件にも履歴書を送っていました。

「D大学に落ちたら撤退だ!」と覚悟を決めていたものの、名門私大の専任公募をみすみす見送ることなどできません。こうして大学職員への転職沼は長期化するのでしょうね(悲

結果的に、この名門私大の公募はD大学の選考日程と重なってしまい、書類通過後に辞退せざるをえませんでした。中途採用は選考が土曜に集中するため、同時並行で受験できるのは2校くらいが精一杯だと思います。

正直、ここで名門私大を蹴ってD大学を受けるのは苦渋の決断でした。D大学が最終選考まで進んでいるなら話は別ですが、途中にもう1ステップ、3次選考があったからです。

それでも、D大学には何となく縁のようなものを感じるところがあったため、先の選考へと駒を進めることにしました。

3次選考は和やかムードで通過を確信

D大学の3次選考は、面接官2人との非常に和やかなムードで行われました。

志望動機などはあまり聞かれず、趣味や学生時代のアルバイトなど、世間話の延長のような会話を楽しんだという印象です。

私も調子に乗って、好きな音楽鑑賞の話をしたところ、面接官からは「見た目も真面目そうだけど、趣味も上品だねえw」などと持ち上げられる始末です。

こんなラクな面接はありませんね。

最終選考リストに乗った!

という手応えを感じましたし、その通りの結果となりました。

おそらく2次選考通過時の評価が特Sだったのでしょう。優勝確定チームの消化試合のような3次選考でした。

ちなみに、3次選考を受けたのは8名程度であったと思います。

最終面接は3度目の正直なるか⁉

B大学の最終落ちから1ヶ月、D大学の最終選考が迫りました。

最終落ちのトラウマから抜け出せない私にとっては、3次面接からの1週間は「同じこと」をずっと考えていました。

今回こそ意思確認だろうか?

そうであってほしいと強く願いながら、最後まで気を抜かないことを肝に銘じました。

さて、最終選考当日。

朝9時半の集合時間に集まったのは私含めて4人でした。

率直な感想としては、多い!っと思いました。

募集枠は若干名ですから、甘く考えても最終通過は2名です。

また嫌なトラウマが蘇ってきます。。。

さて、最終面接の順番は4人中2番目でした。

トップバッターは年齢不詳の女の子で、感じの良さそうなタイプでした。

きっと彼女は内定なんだろうなと思いながら待ちました。

そうこうしているうちに自分の順番になり、面接会場へと案内されました。

やや大きめの会議室に、学長と数名の役員が待ち構えています。

人事部の管理職は末席でメモ取りに追われていましたから、やはり学内では偉い人たちなんだろうなと思います。

面接では、圧迫系のことをひたすら追求する人もいれば、私が何を答えても「君はクレバーだねー」と褒めてくれる人もいました。

私は最終面接用のトークを準備して臨みましたが、あまりそういった方向に話が進みませんでした。

やや不完全燃焼な思いを抱えながら、ともかく面接は終了しました。

その場で内定を出してくれるわけでもなく、勝手に帰ってくださいという雰囲気だった気がします(ちなみに、教職員の採用は理事会決定事項であるため、その場で握手ということはまずありません)。

こうなると、あとは電話待ちです。

B大学と同様に選考結果はメールで通知するとのことでしたが、合格なら電話がかかってくるものと確信していました。

帰り道もずっと携帯電話をにぎりしめて、電話を待ちました。

あまりに長い長い時間のように感じられました。

ようやく家に着いた直後、見慣れぬ固定電話から着信がありました。

いわゆる、キターーーー!!!という状況でしょうか。

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予想どおり結果は合格で、最終の意思確認ということでした。

A大学の職員公募に応募してから約2ヶ月、季節は春から初夏へと移り、数年ぶりの就職活動が終わったことを実感しました。

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「大学とは何か」という書名のとおり、歴史的・法律的・文化的なアプローチから、「大学」のアウトラインを描き出した名著。前提知識無しに読める敷居の低さも推奨の理由です。