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30代で大学職員への転職 ~大学職員の内定体験記①~

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これから綴る体験記は、私が転職活動を開始してから内定を獲るまでの回想です。

自身の経験からも、転職活動中は非常に不安だったし、実際に内定する人はどんな準備をしてるんだろう?という疑問もありました。

あくまで私個人の体験談ですが、何かのお役に立てればと思ってます。

「大学職員」という職業との出会い

それは2006年4月上旬のこと。

大手転職サイトを眺めてたとき、たまたまA大学の求人広告が目に入ったんですよね。「大学職員」という職種の存在自体、このとき初めて知ったと思います。

正直なところ転職意欲がそれほど高かったわけではないんですが、知的な職場への憧れwもあり、興味半分で応募してみました。

この偶然の巡り合わせが、それから2ヶ月にわたる転職活動の始まりだったのです。

転職活動の壁。最初の「一歩」が大変でした。

ところが、ですよ。

転職経験の無い自分にとって、応募準備がまじ大変でした。

転職活動というのは、「転職しようかな~w」とか思ってから、最初の1社に応募するまでのハードルが高いわけですね。

まず、卒業証明書と成績証明書を手に入れるため、はるばる母校の大学を訪問せねばなりません。そして、1通300円もする卒業証明書と成績証明書を何セットも購入するわけですから、交通費や履歴書用のスピード写真を含め、なにかとお金がかかったものです。

さらに、重要なのがエントリーシート(志望理由書・自己PR書)ですよね。転職者の場合は職務経歴書も必要になります。いま振り返ると非常に貧弱な内容ですが、貴重な土日を費やして文面を練り上げました。

ポイント

成績証明書や卒業証明書は、郵送請求に対応していない大学もあります。平日に動けない既卒者や、UIターンで大学所在地を離れている方は、時間に余裕を持って行動しましょう。また、発行手数料が案外高額なので、当面必要な枚数をよく考えておくことをお勧めします。

落ちてナンボ!ES量産で「手駒」を増やせ

ようやくA大学に応募書類を郵送したあと、他大学の求人案件にもエントリーしてみることにしました。

せっかく時間をかけて大学業界への志望動機とかを考えたわけですから、1校だけに応募するのも勿体ないですよね。

どの大学も応募書類の内容は大差無いので、テンプレートさえあれば量産するのは簡単です。

はっきり言って、大学職員への転職は落ちてナンボです。100倍を超える倍率ですからね、落ちて当然、落ちないのがおかしい。あっという間に「弾切れ」になりますから、手駒を増やす努力は常に必要。これは大切です。

また、手駒を増やすためには、求人情報の探し方をマスターしましょう。下記のページにノウハウをまとめているので参考にしてください。大学職員への転職は情報戦です。ここに書いたことを実践すれば、情報収集で遅れを取ることはまず無いと思います。

久々の就職活動は手応え最悪

さて、A大学に応募書類を送ってから2週間後、書類選考通過のメールがきました。「貴殿には次のステップへ進んでいただく」みたいなヤーツ!

いよいよ数年ぶりの就職活動が始まるw

そう思うと、自然に気分が高揚します。

1次選考開始っ!

いよいよ最初の選考試験です。

A大学の1次選考は適性検査と作文でした。

中会議室くらいの部屋に、40名程度の志願者が集められました。集合時間が複数あったので、同じ試験を100名以上が受験してるはずです。

適性検査は性格診断に近いタイプのもので、かなり気楽に受けたのを覚えています。

性格診断の結果で志願者を絞り込んでいるのかは不明ですが、わりと大学業界ではクレペリン検査(足し算を繰り返すテスト)などの適性検査を重用する印象があります。

しかし、作文試験がダメダメでした。

後半は緊張のあまり手が震えてしまい、試験終了5分前に原稿用紙の半分も埋まらなかったくらいです。言うまでもなく酷い出来だったと思いますね。

しかし、妙に開き直ってしまい、晴れ晴れとした気持ちで家路に就きました。

失敗しても(貴重な週末の時間以外は)失うものは何もありませんからね。落ちれば落ちたで、同じ会社で働き続けるだけのことです。

大学職員の書類選考はけっこう厳しい

A大学の1次結果を待っている間、他にエントリーしていた大学から次々と書類選考の結果が返ってきました。

書類通過は5校中の3校で、落ちた2校は女子大でした。

正直なところ、書類落ちは凹みました(腐

というのも、自分にとって書類落ちは人生初の経験だったので、高倍率の厳しさが骨身に染みましたね。もちろん、30代という転職限界年齢も一因だとは思いますが。

さらに、書類通過した3校も、微妙に選考日程が重複していました。

具体的には、志望度の低いB大学の3次選考と、本命のC大学の1次選考の日程が重複するという、非常に悩ましい選択を迫られました。

大学職員の選考試験は、最終面接以外は土日実施が多いため、面接日時がバッティングすることは珍しくありません。ちなみに、最終面接だけ平日開催の理由は、役員出勤日に合わせているためです。

選考日程が重なった場合、諦めずに人事部に事情を話してみましょう。私の場合、Kのつく有名大学は日程変更に応じてくれました。

まさかの1次選考通過に狂喜乱舞する

そうこうしているうちに、A大学から1次選考の結果が送られてきました。

意外にも1次通過という内容に驚きました。

作文の出来の悪さは自覚していたので、なぜ合格したのかも分かりません。

こうなると気分は 有頂天 です。

謙虚な気持ちはどこへやら。完全に舞い上がってしまいました。

きっと何を書いても合格させてくれたんだろうw

そんな気すらしてきました。阿呆ですね。

しかし、その根拠の無い自信は、2次選考で完全に打ち砕かれたのです。

10年ぶりの採用面接はド緊張で撃沈

5月の連休明け、A大学の2次選考は面接官2人との個人面接でした。

まさかの1次通過で自信満々になっていた私は、待合室でビジネス文庫を読むほどの余裕を持っていました。

私と同じように待合室に集まっていた応募者は10名ほどで、男女比は半々だったと思います。1次は男性のほうが多かったので、女性の通過率が高かったということでしょうね。

そして、いよいよ自分の番が回ってきます。

係員の案内で面接室に通され、荷物を置き、着席しました。

ところが、ここで予想外の展開が。

面接官の顔を見た瞬間、胸がバクバクし始めたのです(滝汗

 

俺こんなアガリ症だったっけ!!?

 

面接官からの「まず自己紹介をお願いします」という振りに対しても、うまく言葉が出てきません。

自己PRと志望動機の内容は十分に吟味したつもりです。応募書類と矛盾しないよう、徹底的に内容を頭に入れていました。

ところが、記憶していた言葉が、口から出てきてくれないんです(号泣

すっかりペースを乱してしまった私は、質問への受け答えもチグハグになってしまい、言うまでもなく2次選考で敗退という結果になりました。

当然の結果とは言え、A大学での選考落ちは非常にショックでした。

この状況に危機感を覚えた私は、さらに手駒を増やすべく、転職エージェントの門をも叩いたのです。(次回に続く)

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「大学とは何か」という書名のとおり、歴史的・法律的・文化的なアプローチから、「大学」のアウトラインを描き出した名著。前提知識無しに読める敷居の低さも推奨の理由です。