ビジネスパーソンにとって相棒とも言える不可欠なアイテム、それは手帳。大学職員をビジネスパーソンと呼ぶのかは置いといて、日常的に100人以上の教職員とやり取りをしているため、雑多な予定の多さでは他業界に引けをとらない。こうした仕事を円滑にこなすため、自身も数種類の手帳を使ってきたわけだけど、そのあたりの話題が本日のテーマ。例によってご関心があれば続きをお読みあれ。
自身が若手時代に3~4年ほど使用していたのが高橋手帳のニューダイアリー9。見開き2週間のレイアウトが特徴で、あまり一般的ではないせいか、他に使っている人を見たことがない。
さて、こちらの手帳をわりと長いこと使っていた理由は以下の3点から。いまは自身の用途に合わないため使っていないけど、20代のオフィスワーカーにオススメしたい。
1)タスク中心に予定を管理するのに都合がいい
2)最大2週間先まで予定を見渡せる一覧性
3)月曜始まり、ブロックカレンダー付き
1)タスク中心に予定を管理するのに都合がいい
自身もそうだったんだけれど、非営業系の若手には時間が明確な予定、たとえば会議とか出張などの仕事はあまり多くないと思う。やることはいろいろとあっても、時刻まで指定される仕事は数が限られている。
そうすると、バーチカル式や時間管理重視の手帳だと、書くことが無くて中身がスカスカになってしまう。仕方なく、手帳のレイアウトを無視して、乱雑にタスクを書きとめてしまったりする。
自身がニューダイアリー9を長く使っていた理由はそこであり、時間管理よりもタスクを書きとめるのに適した手帳が欲しかったから。時間のメモリが主張しすぎず、横ケイ入りで使いやすい。
中央に線を一本引いて、左側をタスク管理、右側をスケジュール管理に使ってもいい。
2)最大2週間先まで予定を見渡せる一覧性
現在はニューダイアリー9を使用していないけど、いまだに見開き2週間の一覧性はベストだと思う。一覧性と記入スペースのバランスがちょうどいい。
1週間だと翌週のタスクを見渡せないし、超整理手帳のような変わり種は使い手を選ぶ。脱線するけど、自身も超整理手帳を短期間だけ使用したことがあり、まるで使いこなせず手放した。8週間の一覧性という売り文句に飛びついたわけだけど、記入スペースの狭さや特殊すぎるレイアウトについていけなかった。手帳ブームの火付け役みたいな存在であり、よく使っている人を目にするけど、なんか我慢して使ってる人が多そう。
3)月曜始まり、ブロックカレンダー付き
意外に重要なのが月曜始まりと、月間ブロックカレンダー。週初めが月曜なのか日曜なのかについて、自身は圧倒的に月曜始まりがシックリくる。このあたりは感覚的な問題だけど、土日休みの生活ペースなら月曜始まりがベターではなかろうか。一流のビジネスパーソンなら日曜日から始動するのかもしれないけど。
あと、月間カレンダーはブロック式の方が使いやすいのではないかと。これも感覚的な問題だけど、壁掛けカレンダーに慣れるとブロック式が自然に感じる。
という感じでつらつら書きつつ、次回もよろしくお願いします。